ナザリック地下大墳墓
Underground large grave of Nazarick
ナザリック地下大墳墓とは、ギルド《アインズ・ウール・ゴウン》がダンジョンを改造して作り上げた巨大な本拠地で、それぞれに特色を持つ十層のフロアで構成されている。第一〜第八階層には各階層の管理や敵侵入時の防衛を担う階層守護者が置かれ、彼らを守護者統括のアルベドがまとめている。過去に何度も他のギルドや連合から襲撃を受けたが、玉座に辿りつけたプレイヤーは1人もいなかった。
ナザリックの地下大墳墓の入り口は神殿を思わせる石造りの建造物で、人気の無い荒れた雰囲気が逆に荘厳さを感じさせる。《ユグドラシル》では毒の沼に囲まれていたが、現在は平坦な草原が広がっている。
[階層守護者:シャルティア]
ナザリック防衛時に最前線となる階層。第一〜第三階層までをシャルティアが管理している。墳墓の名にふさわしくアンデット系モンスターが多く配置されている。
[階層守護者:ガルガンチュア]
[階層守護者:コキュートス]
氷河をイメージして作られた階層。大地は雪と氷で覆われ、身を切るような寒風が吹く極寒の地で、冷気を防ぐ装備やスキルがないとダメージを受ける。
[階層守護者:アウラ、マーレ]
森に覆われた階層。地下でありながら天には本物と見紛うばかりの空が広がっている。
至高の41人の1人、自然を愛するブルー・プラネットが作った。
[階層守護者:デミウルゴス]
灼熱に包まれた階層。ナザリック防衛時の責任者であるデミウルゴスが管理していて、彼の親衛隊である高レベルモンスターが配置されている。
[階層守護者:ヴィクティム]
守護者ヴィクティムが監視する階層。“最強の存在たち”が配置されているが、許可なき立ち入りを禁じられており、守護者ですらその概要を知らされていない。
白亜の城を彷彿とさせる荘厳かつ華麗な造りで、至高の41人が集う円卓の間や各人の個室が設けられている。ロイヤルスイートをイメージした個室はどれも広く、巨大な浴室やバーカウンターなど様々な設備が整えられている。
第九階層とともにNPCたちから神聖な領域と認識されている階層。最奥にはナザリック地下大墳墓の心臓部である玉座の間には、ギルド《アインズ・ウール・ゴウン》と各メンバーたちのサインが描かれた旗が飾られている。
用語解説
Key word
仮想世界で現実にいるかのごとく遊べる体感ゲームDMMO-RPGの中で、圧倒的な人気を誇ったタイトル。
膨大な職業(クラス)を合計100レベルまで取得可能で、外装(ビジュアル)もいくらでも変更することができるという自由さが多くのプレイヤーに愛された。
《ユグドラシル》で数千あるギルドのうち上位十位以内にランクインした最高峰ギルドの1つ。
ギルドマスターはモモンガで、メンバーは41人。加入条件は“社会人であること”と“アバターが異形種であること”、さらにギルド構成員の過半数の賛成が必要という隠し条件が設けられている。
プログラマーやイラストレイターなど様々な特技や多彩な趣味を持つメンバーが集まっていて、本拠地のナザリック地下大墳墓やNPCたちには彼らのこだわりが詰め込まれている。
執事のセバス直属の部下である6人の戦闘メイドたち。それぞれ詳細な設定と守護者には及ばないものの強大な戦闘力が与えられている。《ユグドラシル》では常に玉座の間の手前で待機し、侵入者たちを迎撃する役目を与えられていたが、実際に彼女たちのもとに辿りつけた者はいなかったため、その力を発揮することはなかった。
魅力は異なれどかなりの美女ぞろいだが、全員異形種であり、人の姿は仮のもの。
リーダーは男性のセバスであることから、まとめ役は副リーダーのユリが務めている。
左からシズ、ソリュシャン、ユリ、ナーベラル、エントマ、ルプスレギナ
《アインズ・ウール・ゴウン》のギルドメンバー用に作られた指輪。玉座の間など一部例外を除き、名前のある部屋であれば、ナザリック地下大墳墓内を自在に転移できる力を持つ。
ナザリック地下大墳墓は転移魔法に厳しい制限がかけられているため、現状、内部を自由に転移できるのは指輪を有するモモンガだけである。膨大な財宝が蓄えられた宝物庫に行くのもこの指輪が必要。
間も無く書籍版も送っていただけたので、読み比べていったのですが、
そこで感じたのは、原作の丸山先生の勤勉さとその物量と世界観の作り込みの半端なさでした。
聞けば先生はロープレやオンラインゲームだけでなく、テーブルトークRPGもやられていたということで。
すみません。よくわかりません。若い頃知人がその手のものに関わっているということで、
その現場に遭遇したことがあるのですが、全く何をやっているかわかりませんでした。
長い月日が流れ、よもや自分の身に降りかかることになるとは思ってもみませんでした。何事も経験は必要です。
ただ、先生とその原作からは、作品や世界観に対する熱量はビシビシ伝わってきます。
キャラクターや物語にも思い入れができました。フォローしていただける他のスタッフも居ます。
既存の作品ではできない表現も挑戦出来るかもしれません。
ならば、折角いただいたお話ですし、観て頂いた方に「これだ!」というものを提示したいし、
それが可能なのではないかという手応えを感じています。ご期待下さい。
……えっと骸骨は主人公です。敵ではありません。
こんな主人公からして異質な作品ですが……アニメになるんですね。
世の中なんというか懐が広いなぁ、としみじみ思いました。
原作を読んでいる方へ
……まさかオーバーロードがアニメ化するなんて思ってなかったんじゃないですか?
……作者もびっくりしました。勿論、この結果は応援してくださった皆さんのお陰なんですけどね。
ありがとうございます。
そんなわけで異質なアニメだと思いますが、楽しんでもらえるように色々な方が頑張っております。
もう少しだけお待ちいただけたら幸いです。丸山も動き出す時を楽しみに待っていようと思っております。
ウルトラ気恥ずかしいですが
かっこよい映像楽しみにしています。